中国工場との取引
中国工場とのやり取りが大変な理由と、今日からできる対策
中国の工場と直接やり取りをするようになると、多くの人が同じ壁にぶつかります。「言葉が通じないから大変」と思われがちですが、実際に話を聞いてみると、疲れの原因は翻訳の精度だけではないことがほとんどです。
原因1:毎回ゼロから説明し直している
公差、検品基準、包装仕様など、貿易特有の言い回しは一度伝えて終わりではありません。担当者が変わったり、時間が空いたりするたびに、同じ説明を繰り返すことになります。これは翻訳アプリの精度の問題ではなく、「決まった言い方が記録されていない」ことが原因です。
原因2:やり取りが会話アプリの中に埋もれていく
WeChatのトーク履歴は、時間が経つほど遡るのが大変になります。「あの件、前に何て言ってたっけ」を確認するために延々とスクロールした経験がある人は多いはずです。会話は残っていても、必要な情報として取り出せる形になっていないのです。
実は、多くの代行業者もこの問題を抱えています。WeChatグループに日本人担当者・中国人担当者・工場の三者が同席し、その場その場で口頭に近い形で翻訳しているケースが一般的です。つまり「記録として蓄積する」という発想自体が、業界全体で手薄なのです。
原因3:担当者の頭の中にしか記憶がない
「この工場は納期にルーズ」「この工場は日本語が少し読める」といった、実務上とても大事な情報は、たいてい特定の担当者の経験則として蓄積されています。その担当者が抜けると、工場との関係性そのものを一から作り直すことになります。
今日からできる対策
- 工場ごとに、決まった言い回し(用語集)をメモに残しておき
- 価格交渉の経緯や、過去のトラブルは会話アプリとは別の場所に要約して残す
- 「急ぎの連絡かどうか」を毎回自分で判断せず、基準を決めておく
これを手作業でやろうとすると、結局続きません。だからこそ、貼り付けるだけでこの3つを自動的にやってくれる仕組みが必要だと考え、BOMEKOを作りました。
工場とのやり取りを、貼り付けるだけで記憶させておく。
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